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その不調見逃さないで!「不定愁訴」と女性の体

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「不定愁訴」という言葉をご存知でしょうか。「病気ではなさそうだけれど、なんだか体がだるい」というような状態のことです。これは男女ともにあるものですが、特に女性に症状が出やすいと言われています。「わがまま」と間違われることもあるこの症状、どう付き合ったらいいのでしょうか。

40歳は“体の曲がり角”

頭痛、倦怠感、ひどい肩こり、なんとなく体調が悪い・・・この自覚症状が「不定愁訴」です。「不定愁訴」には特に決まった症状はありません。人によっては肌荒れがひどくなったり、耳鳴り、イライラ感が強くなるなど、出る症状はまちまちです。検査をしてもなんら病的な結果は出ません。だからこそ、病気と思われずに「気の持ちよう」と勘違いされることがあるのです。女性の場合はホルモンバランスの影響があるため「不定愁訴」がおこりやすいと言われています。特に更年期にさしかかると、こうした症状が出始めることがあるのです。30歳は“お肌の曲がり角”と言われますが、40歳は“体の曲がり角”。原因が分からないこうした症状がではじめたら、がまんせずに病院を訪れてみましょう。

なに科を受診したらいいの?

男女ともにみられる「不定愁訴」ですが、女性の場合はホルモンの変化が及ぼす影響も強く、婦人科を受診してみるのも良いでしょう。不定愁訴外来を設けている病院もあるので、信頼できるドクターを1人見つけておくのをおすすめします。その際には”栄養状態”を調べてもらうとよいでしょう。「栄養療法」で体調を整え不調を改善することもできます。婦人科の中には症状に合わせた漢方薬を処方する病院もあります。症状によっては薬に限らず、サプリメントの活用で改善する場合もあります。さまざまな専門的な知識を元に医師が最適な方法を提案してくれるはずです。
「これくらいはただの疲れ」とあなどると、症状が悪化して日常生活に支障をきたすこともあります。そうなる前にしっかりと専門家に見てもらえば、重症化を防ぐことも可能です。婦人科は全ての女性のパートナーです。女性の体のスペシャリストである婦人科医にまずは相談してみてください。

※「栄養療法」についてはこちらから

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