「梅雨だる」予防におすすめ!「ビタミンB群」を摂って疲労回復!
Tweet梅雨時に、なんだかだるい、やる気が起きないといった「梅雨だる」を感じることがありませんか? この「梅雨だる」を予防するのにおすすめなのは“ビタミン”をしっかり摂ること。 今回は、ビタミンの中でも特に積極的に摂りたい「ビタミンB群」についてご紹介します。梅雨に負けない体を作りましょう!
エネルギーのもととなる「ビタミンB群」
体は、「糖質」、「脂質」、「たんぱく質」の三大栄養素を摂ることで体を作り、エネルギーを生みだしています。“ビタミン”は、摂取した栄養素がエネルギーや体組織を作る際の代謝に関わっています。全部で13種類ある“ビタミン”のうち、特に「ビタミンB群」は大切な栄養素です。「ビタミンB群」とはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンの総称のことです。この「ビタミンB群」が不足すると、エネルギー不足や、不調を感じることが増え、免疫力も低下してしまいます。
“ビタミン”に含まれるのそれぞれの役割
ですから、体調不良を感じる時は「ビタミンB群」を積極的に摂りましょう。魚介類、乳製品、納豆や緑黄色野菜などに多く含まれる栄養素です。「ビタミンB群」の中でも「ビタミンB1」はごはんやパンなどに含まれる糖質をエネルギーに変える役割があり、疲労回復に役立ちます。「ビタミンB1」を含む食品は豚肉や紅鮭などです。「ビタミンB2」は肌や髪を美しく保つ美容ビタミンです。「ビタミンB群」は尿などで排出されてしまうため、毎日摂取する習慣をつけましょう。特に成長期の子どもや妊娠中の女性は、細胞の成長、促進に関わる「ビタミンB2」を意識して摂りましょう。「ビタミンB群」には老化を促進する過酸化脂質を分解する働きもあり、アンチエイジングにも役立ちます。
梅雨に負けない「ビタミンB群」レシピ
梅雨に入ると、体調不良を感じる方も多いのではないでしょうか? そこで、今回は元気に梅雨を乗り切るレシピをご紹介します。肉、魚、卵、大豆製品から摂れる「たんぱく質」も免疫力を高めるために必要な栄養素で、毎食食べたいものです。特に豚肉は、「たんぱく質」の代謝に必要な「ビタミンB6」が含まれているおすすめの食材です。ジメジメしている時期はさっぱりとした物が食べたくなりがちですが、栄養不足にならないように気をつけましょう。
豚しゃぶと夏野菜のごまだれそうめん
材料(2人分)
そうめん・・・2束
だし汁 ・・・180cc
しょうゆ・・・30cc
みりん ・・・30cc
ねりごま・・・大さじ1
すりごま・・・大さじ1
トマト・・・1/2個
大葉 ・・・2枚
オクラ・・・3本
豚ロース肉・・160g
(しゃぶしゃぶ用)
刻みのり・・・適量
作り方
①だし汁を鍋に入れ、しょうゆ、みりんを入れ煮立たせ一度冷ます。
②器にねりごまとすりごまを入れ①を少しずつ加えてホイッパーで混ぜ、
全て混ざったら冷蔵庫で冷やしておく。
③トマトは湯むきし、種を取り除き細かく切る。
オクラは茹で、小口切りにする。
④豚ロース肉は茹でておく。大葉は太めの千切りにする。
⑤熱湯でそうめんを茹で、冷水でよく洗い水気を切る
⑥皿にそうめんを盛り、豚しゃぶ、トマト、オクラ、大葉、のりをのせできあがり。
麺だけでなく、豚肉を加えると疲労回復に役立つ「ビタミンB1」が摂取できます。オクラのネバネバは消化器の粘膜を保護し、「たんぱく質」の消化吸収を助ける効果があるほか、むくみの解消に役立つ「カリウム」や不足しやすい「カルシウム」「鉄」、免疫力アップに役立つ「β-カロテン」「ビタミンC」も含まれています。つけ汁は栄養をアップさせる為に、抗酸化作用の強いごまのたれにしました。しっかりと栄養をとって梅雨を乗りる健康な体を手に入れましょう!