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制服でも大丈夫! 産婦人科の受診で自分の体を守りましょう

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つい最近、制服を着た女性が産婦人科に通っていることを揶揄したツイートが話題になりました。女性の健康に対するリテラシーはまだまだ低く、残念な状況があるといえそうです。産婦人科は、妊娠・出産をするためにだけあるのではありません。小児科を子どもが受診するように、女性の専門は産婦人科です。産婦人科にかかることはどの年代の女性にとっても恥ずかしいことではなく、自分の体を知り、守るための正しい手段の一つなのです。

いつもと違うと感じたら、いつでも産科婦人科へ

産婦人科は病院によって「産科」や「婦人科」「レディースクリニック」など様々な表記があります。基本的にはどの病院でも女性の体に関する相談ができますので、自分が行きやすい病院を選びましょう。月経やおりものの様子、痛みや不調について、気になることがあれば迷わず産婦人科へいって問題ありません。自分の体の調子について、「いつもと違う」「少し気になる」と感じることができるのは自分だけです。また、若い世代の方に知って欲しいのは、産婦人科では不調の相談だけでなく、受験や就職活動、部活の試合などでパフォーマンスを向上させるために月経をずらす相談や、将来の妊娠・出産について早い時期からサポートを受けることもできるということです。

自分の症状を医師に上手に伝える方法と服装

最近は、月経や体調を記録するアプリも充実しています。こうしたアプリなどを利用して、月経周期や基礎体温、気になる点についてメモを残しておくと、婦人科初心者の方でも上手に自分の体調を医師に伝えることができます。医師はプロですから、恥ずかしがらずに正直に相談をしましょう。月経中は受診を避けたほうがよいでしょう。内診は下着をとり、診察台に上がって行います。医師が器具や指で膣内を確認することで、体の外からではわからない子宮や卵巣の硬さや大きさ、腫れや出血の状況、痛みがないかなどを詳しく知ることができるのです。服装については、内診に備えてゆったりとしたスカートなどの脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。上着も血圧を測ったり、採血をすることがあるので腕を出しやすいものを選びましょう。もちろん、制服で受診することも全く問題ありません。また本人が望まなければ内診をせずに、相談だけをすることもできますので、性交経験がないなどの不安があれば必ず事前に伝えるようにしましょう。

産婦人科との上手な付き合い方

欧米では、女性に初経がくると親が産婦人科に連れていくという国も多くあるようです。大人の女性となった大切な体を専門医に診てもらうのは当然のことだからです。日本ではまだこうした意識が低い部分がありますが、将来の妊娠出産や、健康を守るためには、女性自身が正しい知識をもち、信頼できるかかりつけ医を持つことは必須です。気になることがあれば、どうぞためらわずに産婦人科に相談をしてみましょう。

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